土曜日, 5月 27, 2006

寝ボケのすごさ - Power of sleepy head

これ、何に見えますか?
どっからどうみても、何の変哲も無いニベアの日焼け止めクリーム。

今朝職場に着いて何気なくポケットに手を入れるとこれが入っていた。
なんで?こんなの絶対持ち歩かないはずなのに!

常々からかなりおっちょこちょい(この日本語の響き好きです)の私。
絶対何かある。

やっぱり!ホテルの部屋のカギと間違えて持ってきた!

What does this look like?
This is a NIVEA sun screen cream, nothing strange.

I found this in my pocket when I got to work this morning.
Why? I never carry this with me!

Knowing myself who is very forgetful and
sometimes makes unblievably silly mistakes, there must be something...

Right! I took this instead of my room keys.

木曜日, 5月 25, 2006

差別?- Racism?

「俺は肌の色が違うからあいつらの中には入れないんだ。」

マンデラは何のために闘ったのか?

もちろん、差別をする方が悪い。

でもこのままじゃ、アパルトヘイトの廃止は表面上のことでしかない!

“They don’t want to let me in, because of my color.”

What did Mandela fight for, all those years?

Racists are wrong and evil, of course.But the abolition of Apartheid is not complete yet!

日曜日, 5月 14, 2006

添い寝しちゃいました!- Cuddling up with...


仕事がありえない程たまってしまったこの週末。
こもって少しでも片付けなければならいというのに、
週末はいつもお天気が崩れるこの意地悪なPEでは珍しく見事な晴天!

という訳で遊んじゃいました。
まずは砂丘。海と空と砂しかないのに何でこんなに美しいのでしょう。
久しぶりに子供のような気分ではしゃぎまくりました。
最近めっきりホコリをかぶっていたカメラも大活躍。

そしてサファリ。南アには個人経営の公園が多くあるらしく、
野生王国ケニアの国立公園に比べるとそりゃぁ規模も質も劣る。
とは言え、久々にインパラやらシマウマやらイボイノシシを見てかなりご満悦。


そして本日のメインは
チーターと添い寝!

ゴロゴロと喉を鳴らし
DUMA(このチーターの名前でスワヒリ語でチーターの意)もご満悦!

木曜日, 5月 11, 2006

ムガベ大統領 - President Mugabe


渋滞にはまってしまい、車から外を見渡すと一人の男が
近づいてきて窓を叩いた。
窓を開けて何の用事かと聴いたところ

「大変だ、ムガベ大統領が誘拐された。
犯人は身代金1億ドルを要求している。
もし払えない場合は大統領にガソリンをかけて焼き殺すと言ってる。
だから今国民から寄付を集めているんだ。
頼む!寄付してくれ。」

「分かった。それで皆はだいたいどの位寄付しているんだ?」

「2~3リットルだ。」


悪名高きジンバブエのムガベ大統領。
時代遅れとも言える独裁者。
不満や怒りを抱えつつもアクションを起こせずにいるジンバブエ国民は
そんな大統領を馬鹿にするジョークを作っては
Eメールやインターネットでそれを広めているらしい。
これはそんなジョークの一つ。昨日の新聞に載っていた。

確かにジョークだけあって笑った。けっこう笑った。
怒りをこんなコミカルに描くジンバブエ人も天晴れ。

しかーし!
独裁者は黙ってはいない。
今ジンバブエの議会で提案されている法律が通ったら
国民の電話、郵便物、メール、インターネットの内容を
覗く権利が国に与えられる。
え?この時代に?信じられないけどホントの話。
もし「大統領を馬鹿にした罪」で捕まったら
最高で懲役3年の罰だそう。

因みにムガベ氏の鼻の下の黒いのは髭?それともシミ?
カトちゃんと重なってコミカルに見えてしまう。
これも罪かな。

While I was in my car, stuck in traffic,
A man approached me and knocked my window.
I opened the window and asked him what he wanted.
He said,

“President Mugabe has been kidnapped. They are asking
for ransom of US$ 100 million. If we fail to pay the ransom,
they are going to pour petrol and set him on fire. So I am collecting
donation from everyone. Please help!”

“Ok, how much are people contributing on average?”

“About 2-3 litres.”


Notorious President Mugabe of Zimbabwe.
A completely outdated dictator.
Zimbabweans are now expressing their anger and frustration in
this kind of jokes, and spreading them around via e-mail and internet,
according to the South African newspaper.

It’s a good joke, made me laugh.
Cheers to the Zimbabwean who didn’t forget their sense of humor
even in the midst of anger.


But!!!!!
The dictator will not keep his mouth shut.
If approved by the parliament, the government will have the right
to spy on any telephone line, letter and e-mail in the country.
What? In the 21st century? Unbelievable, but it’s true.
If you are caught with the crime of ridiculing the president,
you will spend up to 3 years in jail.

土曜日, 5月 06, 2006

インスピレーション - Inspiration

ケニアに居ないのを口実にAMK(NGOの名前)の活動について
殆どノータッチのままこのブログを続けさせて貰ってる。
まだ登録の認可待ちの状態なので
なかなか書くことがないのもこれまた事実で
ちょっとムズムズするけど最近嬉しいことがあったので
今日はそれを書こう。

AMKには師匠がいる。
南アのヨハネスブルグを拠点に活動している
SADAG(South African Depression and Anxiety Group)
という団体。
10年前に発足して以来、南アの精神保健にもの凄い貢献してる。
この先進国と途上国が混ざり合った不思議な国で隅々まで
心の病で悩む人たちを救おうと頑張ってる。

これを始めたのは一人の女性。
資金も何もないところから自宅の電話一本と
自分で印刷して作ったパンフレットだけで始めたんだって。

彼女は今や南アの精神保健の世界ではカリスマ的存在。
政府、国際機関、教育機関、医療機関、ローカルコミュニティーでも
確固たる存在感を持って、信頼を集めて、今日も走り回ってる。

そんな凄い人が私の夢を支えてくれてる。
時間を惜しまずに協力してくれる。アドバイスをくれる。
どんどん新しいアイデアをくれる。世界を広げてくれる。

約半年ぶりに彼女と会って、また燃えてきた!
ケニアにいなくてもできる事はたくさんある。
南アにいるからこそできる事もたくさん。

自分の目標となる人が居てくれるから
ただの夢じゃなくてそれに近づく努力ができる。
本当にありがたいと思う。

With an excuse of not being in Kenya,
I have not beenwriting about AMK (name of my NGO).
Well, there is not much as we are still waiting for theregistration,
and yes it is frustrating… but today I have something nice to write about.

AMK has a mentor.An NGO called
SADAG (South African Depression and Anxiety Group)
based in Johannesburg, South Africa.

Since their establishment 10 years ago,
they have been making a tremendous contribution towards
mental health in every corner of South Africa,
an unique country that has both developed and
developing counties’ characteristics.

It all began with one woman.
She told me how it started with one telephone line in her house
and few brochures printed by herself.

She now holds a charismatic position in mental health field in SA.
She is unshakeable, trusted in the government,
international organizations, educational and medical institutions,
media as well as in local communities, and never stops.

And she supports my dream.
She still finds time to give me advices, new ideas,
and broadens my world.

I met her again this week after 6 months, and my passion is back.
There are many things to be done even if I am not in Kenya.
There are many things to be done because I am in South Africa.

I can step forward, and not just dream about itbecause she is there.
She makes it clear for me. She truly inspires me.
I am sincerely grateful.

月曜日, 5月 01, 2006

この間の日本帰国の際に一人の女性と知り合った。
彼女、Mさんはうつ病を抱えていてその日は家から、いや布団からも
出られない程辛い日だったのにも拘らず、
ケニアから来ている人に会いたいと、頑張って来て下さった。
その日を機に何度かお会いして、話をする度にその人の人間としての
深さに只ゝ感動した。私ももっと教養を深め、沢山のことを経験して
Mさんのようになりたいと強く思った。

Mさんとお会いした時は必ず私の母も一緒だったので
彼女のブログには母と私のことが書かれている。

私が日本を出発する日に母とMさんが名古屋駅に見送りに来てくれた。
知り合って間もない私をそこまで思ってくださることに驚きつつ
感謝がこみ上げる。
最後まで笑顔で別れたあと、姿が見えなくなってから目頭を押さえる
母のことが書いてあった。
そんなこと知りもしない私はそれを読んで泣いた。
今思い出して、そんな母を思い浮かべるだけでも泣ける。

私がケニアに行きたいと言った時から今まで
何度も方向転換を繰り返し、やりたい事がコロコロと変わり
日本に帰る、いやケニアに居残る。結婚する、いやしない。
大学院に行く、いや行かない。転職する、やっぱしない。
その度に母が応援してくれて、母が了解してくれたから
何でも自信を持ってできた。

母というのは余りにも存在が近すぎて
一人の人間として客観的に見ることができない。
私はまだ母になっていないので気持ちも分からない。

でも今日リリー・フランキーの「東京タワー」を読んで思った。
私の母は本に出てくる「オカン」と少し似ている。
この年でも実家に戻れば夕飯の心配をしてくれて
夜中でもお茶漬けを作ってくれて、バイトに行く時は
おにぎりを作ってくれて、自分の部屋を私に使わせてくれて
私の友達にも人気。
「いつかはやってくる恐怖」の大きさを改めて感じた。
もしその時がやって来たら私の芯が抜けてしまう。
立っても居られなくなってしまうと思う。
その時その場に居られないかもしれない恐怖もある。
ネガティブ思考は得意ではないけど、こればっかりは
今はまだ目をそらしていたい。

今はまだ母が元気に生きていること、そしてこんな風に
考える時間を作らせてくれたMさんとリリー・フランキーに
感謝をしつつ、今はまだ全く想像もできないが
私がもし母親になったら自分の母親のようになりたいと
強く願う。